神戸市にある、算数や数学を楽しむための教室です。

2016年結水荘クリスマスパーティー用パズル『面積迷路』の解説と答え

このパズルのポイントは以下の2点です。

・縦×横=面積なので、縦、横、面積の3つのうち、2つが分かれば最後のひとつは計算できる。

・縦線と横線が縦と横になる長方形を探す。無ければ作る。

問題1

@問題1はこのような問題でした。
A真ん中の長方形は面積が42cu、縦の長さが6cmですから、横の長さは42cu÷6cm=7cmであると分かります。 ということは、赤線の左側は7cm−3cm=4cmになります。
B先ほどの7cmを使うと、赤線の長さ、つまり一番下の長方形の横の長さは7cm+5cm=12cmです。 面積が60cuなので、縦の長さは60cu÷12cm=5cmと分かります。
C以上より、赤線の長さは15cm−5cm−6cm=4cmとなり、求める面積は4cm×4cm=16cu、つまり?は16となります。

問題2

@問題2はこのような問題でした。
A赤い長方形は縦が6cm、横が9cmの長方形ですので、その面積は6cm×9cm=54cuとなります。 うち、左側の長方形の面積が28cuですから、中央のグレーの部分の長方形の面積は54cuー28cu=26cuとなります。
B次に、横が8cmとなる長方形を探すと、赤い長方形が見えてきます。赤い長方形は縦が6cm、横が8cmの長方形ですので、その面積は6cm×8cm=48cuとなります。
うち、中央のグレーの部分の長方形の面積が26cuですから、一番右の長方形の面積は48cuー26cu=22cu、つまり?は22であることが分かります。

※なお、9cm−8cm=1cm、6cm×1cm=6cu、28cu−6cu=22cuという考え方もあります。式の意味はヒミツにしておきますので、考えてみましょう。

問題3

@問題3はこのような問題でした。
A縦線と横線で長方形になりそうなところを探します。すると、図の赤い長方形が見えてきます。この長方形は、縦が12cm、横が7cmの長方形ですので、その面積は12cm×7cm=84cuとなります。
BAの84cuの長方形から、下側の26cuの長方形を引いた赤い長方形の面積は、84cuー26cu=58cuであることが分かります。
一方、赤い長方形に重なっているグレーの長方形の面積も58cuです。二つの長方形は面積と縦の長さが等しいので、横の長さも等しくなります。 つまり、求める?は7ということになります。

おしらせ

パズルや工作で、算数と数学を楽しんでみませんか?

当教室は、パズルや身近にあるいろいろなものを使って、様々な方向から算数にアプローチし、知的好奇心を満たしつつ、考える力を養うための教室です。

たくさんの「分かった!」「できた!」「面白い!」を体験できる、様々な工夫と仕掛けを用意して、みなさまをお待ちしております。 体験していただければ、算数や数学が楽しく、美しく、ロマンチックで知的なものであることが、分かっていただけるはずです。

詳しくは、「さくらいさんすう教室」のホームページをご覧ください。

ご質問、無料体験の申し込みは 櫻井まで問い合わせフォーム、または、 Eメール、または、お電話でご連絡ください。

TEL 070−6925−4684(平日 11:00〜15:00)
※お急ぎでない場合は、メールで連絡していただけると助かります。メールには「氏名」「学年(年齢)」「学校名(在学中の方)」を記載してください。